ハングル検定から1週間以上経ちました。
早いものです・・・。
少し時間が経ってしまいましたが、26・27回の試験問題と比較をしながら、今回の28回の問題の形式をまとめてみようかと思います。
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書き取り問題の問題数は、今回設問11までの全40問。
26回が41問、27回が39問なので、大体同じくらいですね。
■設問1は、前回2回分と同様「発音問題」です。
ただこれまでは、この発音問題5問あったのですが、今回は3問しかありませんでした。
漢字語の濃音化、未来連体形の後の濃音化、鼻音化、ㄴの挿入などが出題されています。
それから、トウミの3級「発音と文字」を見ると「『못』に関しては出題対象とする」と書いてあるのですが、今回も出題されていました。
못 여겨요 →○몬 녀겨요
ㄴの挿入が入って鼻音化する場合のパターンですね。。
『못』に関しては、27回試験では2問も出題されていて
못 앉았지만 →모 단잗찌만
못 일어났다 →몬 니러낟따
と2パターン出題されているので、出題確率がかなり高いような気がします。
これは、しっかりと抑えていたほうがよさそうです^^*
■設問2は、今まで漢字語の問題でしたが、今回は語彙力を問う問題になっています。短い文章や対話文の中間や語尾が空欄になっていて、そこに適切なものを選びなさいという問題です。(5問)
特に動詞や形容詞などの用言、それから慣用句をきちんと知っているか問われていうような気がしました。
■設問3・・・この問題形式は26・27回にはないような。。。
短い文章の中の途中や語尾に下線が引いてあり、その下線部と意味がもっとも近いものを選べという問題です。これも語彙力を問われている問題かと思います。
類義語などはグルーピングして、覚えておくといいのかもしれません。(って、あのカナダラ順のトウミから、類義語を探し出すのも一苦労なんですが・・・)
問題をひとつ挙げてみると。。。
1) 제가 이번 여행 중에 정말 많은 일들을 겪었습니다.
①경험했습니다 ②처리했습니다
③참가했습니다 ④조사했습니다
答;① 겪다;経験する (どちらかというと困難などを経験する意味で使われるようです) ①;経験しました ②処理しました ③参加しました ④調査しました
答えは反転してご覧下さい
■設問4は、設問2と同様、短い文章や対話文の途中や語尾が空欄になっていて、そこに合う適切なものを選ぶ問題。(5問)
設問2と違うのは、どちらかといえば文法を問われる問題になっていることです。(もちろん語彙力もですが・・・(--;)明らかに違うかなというものもありますが。。。微妙~~な表現の違いでつついてくるので、難しかったです。。。
26・27回の設問3、4と同じような問題形式です。
■設問5・・・これがまた新しい問題です!(2問)
1)、2)とも、3種類の文章が載っているのですが、それぞれ空欄があって、その部分すべてに入れることが出来るものを選べという問題です。
1)を見ると。。。
방이 ( )게 정리됐네요. 청소를 잘하시는가 보죠.
가을 하늘이 구름도 없이 정말 ( )네요.
옷을 ( )게 입으시네요.
①깨끗하 ②맑 ③따뜻하 ④넓
この( )のなかに、すべて入れることが出来る単語をこの中から選べというわけです。答えは①(反転して下さいね^^)
この1)はさほど難しくなかったのですが。。。2)は悩みました・・・。
■設問6は対話文のある一部分が空欄になっていて、対話文を完成させるのに、適切な台詞を選べという問題です。(4問)
この問題も今までなかったかも・・・。
■設問7が漢字語の問題です。ただ、今までは漢字の単語があって、下線が引いてあるほうの漢字のハングル表記を4択から選ぶものでしたが、今回はなんと仲間はずれをさがせ!という問題でした。(3問)
ちなみに1)をみると。。。
①姿勢 ②歌詞 ③自信 ④学者
この下線部分の漢字で、ハングル表記が違うものをひとつ選ぶというもの。
これは答えが②
今までよりも、多くの漢字語をきちんと把握している必要がありそうな感じです。(私の場合は、かなり!消去法で行きましたが・・・--;)
同じハングル表記の漢字語、日本語では音が同じでもハングルになると違う漢字語などをまとめておくと、いいのかもしれないな~と今更ながら思ったのでした。。。
■設問8、9は長文読解です。
8は18行に及ぶ、相談のお手紙文。チェソンさんが、チョンミンさんに今後仕事をやめようかどうしようか・・・両親と住もうかどうしようか・・・といった相談をしている内容でした。
余談ですが・・・冒頭の「안녕하세요. 정민 씨?」というくだりを読んで、まっさきに思いついたのは、SS501のチョンミン君。。。
彼のさわやかな笑顔を思い出しながら、読んでいた私です^^;;
そうでもしないとやってられないよ~~(-_-;)・・・と、気をとらわれていたせいで(?!)この後、残り時間がものすごくなくなったりしたりするのですが。。。
・・・と置いといて。
設問9は、電話で商品の問い合わせをしている対話文でした。
問題は、8・9とも内容文と一致しているものはどれかというものを含めて、きちんと読解できているかが問われていたり、対話文の中が2箇所ほど空欄になっていて、そこに当てはまる適切な間投詞、あいづち表現などを入れる問題などもありました。
■設問10は、26・27回の設問9と同じような問題です(3問)
ハングルで書かれた短い文章の一部分に下線が引いてあり、日本語訳として適切なものはどれかを選ぶ問題です。
文法を理解しているか、また慣用句も出題されていました。
(ちなみに・・・「발이 넓다;顔が広い」でした)
■設問11もこれまでの設問10にあたる問題です(3問)
日本語の文章を読んで、それに当てはまる韓国・朝鮮語の訳はどれかというものです。設問10の逆パターンですね。。ここでは語彙力はもちろん。。。助詞や語尾、慣用表現での似たような表現の使い分け、副詞の違いなどを理解しているか問われているようです。
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これで、書き取り問題は終了です^^;;
こうやって改めて見返してみると、今回のハングル検定を受験して感じたのは、日常で使うような表現、生活していくうえで使うような韓国語をきちんと理解しているか? を問われているような気がしました。それからもちろん、語彙をきちんと覚えているかも・・・。
また、これは試験対策になってしまうかもしれませんが、今回に限らず、慣用句は韓国語でも日本語訳でも文字通り!というものより、単語の意味そのものでは日本語にすると意味の通じない表現のほうが出題されているようです。慣用句はそのあたりを重点的に押さえるといいかもしれません。
そして、とりあえず合格圏内にはいそうだとはいえ・・・、やっぱり今回感じたのは語彙力不足で・・・きちんと理解して解いた、というよりは、消去法でなんとか解いていったという問題がとても多かったです。そのため試験が終わっても達成感もなく・・・自分が解いたものに対して自信が持てないんですよね。。。
いつも同じ課題ではあるのですが、また少しずつ3級の単語の復習も兼ねて勉強していかなければ・・・と思います(って、毎回同じこと書いているような気がする・・・(==;A)
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