前回、「起きてから寝るまで韓国語表現ドリル」朝⑨で復習した「ひりひりする」というこの2つの表現。
따끔따끔하다
얼얼하다
この本での場面は、朝ひげを剃っている時に顔を切ってしまい・・・
「아파! 따끔따끔해.」
とつぶやく・・・という設定でした(痛そう・・・^^;)
ここでの解説を読むと
>このような場合の「ひりひりする」は따끔따끔하다のほかに얼얼하다を使うこともできる。
と書いてあります。
ただ、この2つの単語の意味を辞書で調べてみると、同じ「ひりひり」でも何だかニュアンスが違うような気がするなぁ~~という気がしてなりませんでした。
そこで、木曜日のフリートークのそんせんにむに聞いてみることに。
そんせんにむ曰く・・・
何かちくっと刺さった時などには、「따끔따뜸해~」
また誰かにバシッと叩かれた後
(そんせんにむは、学校で先生に叩かれた時とかぁ~~と(かなり強調して)言ってました。。そんなに叩かれたりしたのかしら・・・^^;)
「아~>< 얼해~~~」
とよく言うそうで、
따끔따끔하다と얼얼하다は、似てるけど違う使い方をするということでした。
辞書によれば・・・
따끔따끔하다
ひりひり(と)ちくちく(と)
例文
바늘로 따끔따끔 찌르다.
針でちくちく刺す
까진 무릎이 따끔따뜸 아팠다.
擦りむけた膝がひりひり痛かった
얼얼하다
①(辛い物・冷たいものを食べて口の中が)ひりひりする しびれる
②傷口などがひりひりする
③体がしびれる
例文
매운지 입 안이 얼얼하다.
辛いせいか口の中がひりひりする
볕에 탄 피부가 얼얼하다.
日焼けした皮膚がひりひりする
온몸이 얼얼하여 마치 술에 취한 것 같아요.
体中がしびれてまるで酒に酔ったみたいだ
【小学館 朝鮮語辞典より】
とあります。
따끔따끔하다は、刺したり擦りむいたり、切ったり・・・したときのちくちく感がある「ひりひり」
얼얼하다は、しびれる感、じ~~んとくる感じの「ひりひり」
という感じでしょうか。
そう考えると、
上記のひげを剃って顔を切った時の場合
「아파! 따끔따끔해.」 痛い!ひりひりする
は、切った直後のひりひり痛い様子
「아파! 얼얼해.」 痛い!ひりひりする
になると、ちょっと時間がたって、じ~~んと痛くなっていた時の痛みを表現するのかなぁ~~なんて・・・どつぼにはまって考え込んだりしています^^;
それにしても、こういった擬態語や擬音語を勉強するたびに、この微妙なニュアンスの違いを理解するのが難しいなぁと感じます。
こうやって勉強して頭では理解しても、ネィティブが感覚的に、そして的確に表現するように理解することは、外国人である私にとって、ちゃんと理解した気持ちになれないというか・・・分かっているようで分かっていないような、すっきりしない感がいつも残ります^^;;
日本に来て約10年、日本語もペラペラなソンセンニムでさえ、例えば病院に行って痛みの感じを表現したい時、どの表現を使えばいいのか悩むと言っていました。
そこにまた言葉を学ぶ奥深さやおもしろさがあるのかもしれませんが、
いまいち理解していないから、あまり使わない(使おうとしない^^;)
↓
擬音語、擬態語は使わなくても会話にあまり差し支えなかったりするから、さらに使わない
↓
さらに覚えない
という悪循環を作っているような気がする・・・(;´▽`A``
擬音語、擬態語は副詞の部類。
使うことによって、また表現の幅がぐ~~んと広がるんですよね。。
間違っていようが?!多少ずれていようが?!
使ってみることが習得の道。。。
あ・・・これ、基本の基本ですね^^;;
だめじゃん・・・(;-ω-)ノ
余談:それにしても、얼얼하다ってすごく言いにくいんですけど・・・私だけ?!
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