「わき道にそれる」んです。
先週のフリートークのこと。
今回の先生は、毎回何かしらテーマを持ってきて、それについて話したりします。
前回は「한국의 술문화에 대해서」(韓国のお酒の文化について)
今回は「당신의 취미는 무엇입니까?」(あなたの趣味は何ですか)で、スタートしたばかりの講座にはぴったりのテーマ^^
そんな折、先生が冒頭で
「こうして私がテーマを準備してきていますが、時折삼천포에 빠지는 것도 있죠」
(聞き取れたところは日本語にしてます)
と言ったのです。
『さむちょんぽえっぱじぬん・・・こともあるでしょう?』
と、みんながみんな不思議そうな顔をしていたら、先生が察してくれ、ホワイトボードに書いてくれたのが
삼천포에 빠지다
という言葉。
しかし!
これが、辞書を調べても載っていないんです。
先生も「韓国人がよく使う表現でも辞書に載ってない言葉がたくさんあるんですよねー」と意味を教えてくれました。
삼천포에 빠지다=(話が)わき道にそれること
だそうです。
ちなみに、単純に直訳すると「話がわき道にそれること=이야기가 곁길에 빠지다」なようなので・・・
家に帰ってから、どうしてこんな風に言うんだろう~と、NAVERの辞書で調べてみると、
ありました!!
辞書というより지식iNのほうに。
以下、そこからの引用です。
이야기가 곁길로 빠지거나 어떤 일을 하는 도중에 엉뚱하게 그르치는 경우에 쓰는 말.
話がわき道にそれたり、あることをする途中で、思いがけなく誤った場合に使う言葉。
다음과 같은 세 가지의 유래가 전한다.
次のような3つの由来が伝えられている。첫째, 옛날에 어떤 장사꾼이 장사가 잘되는 진주로 가려다가 길을 잘못들어서 장사가 안 되는 삼천포로 가는 바람에 낭패를 당했다는 이야기에서 나온 말이다.
一つ目、昔、ある商人が、商売がうまくいくという晋州へ向かう途中、道をあやまり、商売がうまくいかない三千浦に行ったのでうろたえたと言う話からきている言葉だ。
둘째, 진해에 해군 기지가 생긴 이래 해군들에 의해 나온 말이다. 진해에서 서울료 휴가를 나왔다가 귀대하는 도중에 삼량진에서 진해 가는 기차를 갈아타지 않고 잘못하여 삼천포로 가는 것을 갈아타는 바람에 귀대시간을 어겨 혼이 나는 병사들 때문에 생겨난 말이라는 것이다.2つ目、鎮海に海軍基地が出来た後、海軍によって作られた言葉だ。鎮海でソウル休暇をとった後に、帰営する途中で、三浪津邑で鎮海行きの汽車に乗り換えず、間違って三千浦に行くのに乗り換えたため、帰営時間を破り、叱られた兵士たちから出来た言葉だと言うものだ。
셋째, 부산을 출발하여 진주로 가는 기차에는 삼천포로 가는 손님과 진주로 가는 손님이 함께 탄다. 기차가 계양역에 닿게 되면 진주행과 삼천포행의 객차로 분리하여 운행한다. 이 때는 반드시 방송을 통해 진주행 손님과 삼천포행 손님은 각각 몇호차로 옮겨 탈 것을 알려준다 그러나 진주를 가는 사람이 술을 마시고 잠들거나 하여 엉뚱하게 진주가 아닌 삼천포로 빠지게 되는 경우도 있다고 하여 생긴 말이다.3つ目、釜山を出発し、晋州へ行く汽車では、三千浦へいく客と晋州へ行く客が共に乗る。汽車が桂陽駅に着くと、晋州行きと三千浦行きの各車に分かれて運行する。このとき、必ず放送で晋州行きの客と三千浦行きの客はそれぞれ何号車に移るように知らせると言うが、晋州に行く人が酒を飲み、眠ってしまっていたりして、思いがけず晋州ではなく三千浦に行ってしまう場合もあるということから出来た言葉だ。
위 세 가지 유래가 복합적으로 얽혀서 지금의 뜻으로 쓰이고 있다고 보는 것이 타당 듯하다.上記3つの由来が複合的に絡み合い、今の意味として使われていると見るのが妥当のようだ。
なるほどーーー。興味深い。
どっちにしろ、晋州に行きたい場合に、三千浦に迷い込みやすいってことなんでしょうかー。
晋州に行きたいときは要注意ですね(違うか・・・^^;)
そして、このときのフリートークも・・・。
もちろん
삼천포에 빠졌어요^^;
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